習志野市議【収支報告調査】①ー複数議員に疑義
- narashinoombuds

- 1月14日
- 読了時間: 4分
こんにちは、市民オンブズマン習志野事務局です。
今回、政治資金規正法により千葉県選挙管理委員会に提出が義務付けられている政治資金収支報告書について、習志野市議会議員が関係するものについて調査しました。
調査対象は、令和5年政治資金収支報告及び同年習志野市長・市議会議員選挙費用収支報告で、現職を対象としています。
*政治資金収支報告書は、千葉県選挙管理委員会でインターネット公開されています。
*習志野市長・市議会選挙費用収支報告書は、習志野市選挙管理委員会で閲覧できます。
結果から先に申し上げると、複数の習志野市議会議員の関係する収支報告について、無届団体での寄付の受領や、収支報告書に記載がない、いわゆる不記載、あるいは辻褄の合わない記載の疑いがあることが判明しています。
他所であることは、ウチに限ってはないというのは、楽観に過ぎる様です。
「この報告書は、政治資金規正法に従って作成したものであって、真実に相違ありません」って誓約書を出す意味ってあるんですかね〜?

長くなるので、いくつかの記事に分けて掲載していきます。
政治資金規正法や公職選挙法により、収支報告を公表するあるいは閲覧可能としているのは、政治活動や選挙活動の公正性を確保しようとするもので、資金の面を通じて、関連する政治活動や選挙活動がどの様に行われているか、国民が把握するための資料であり、国民の判断に供するためのものです。
しかし、今回、調査をする中で、適切な情報が提供されているとは言えないと改めて感じています。
政治団体の収支報告書は、千葉県の選挙管理委員会は、インターネット公表をしているとは言え、今回調査の令和5年分で千葉県選挙管理委員会に提出されるものだけでも、政党支部が245、政党支部以外の政治団体が1,833、計2,078団体もあります。
その中から調査対象の報告書を探していくのですが、毎年定期公表されている分については、政党支部、国会議員関係、資金管理団体、その他の政治団体と分けられ、それぞれが50音順になっているので、あらかじめ団体名が明確にわかっていれば、比較的、対象は見つけやすいですが、団体名が特定できていない場合や、関係団体が複数ある場合もありますし、関係団体とわかりにくい名称の団体もあります。

その上、提出期限を守っておらず、未提出※だったり、遅れて提出して別年の追加公表分に掲載されていたり(どこで出てくるかわからないから、しらみつぶしに見るしかない)、未提出が続き寄付の受取り禁止団体になっていたり、寄附を受け取っているのに、そもそも政治団体として届出を出していないなど、調査対象の政治団体の収支報告書の存在を特定するだけでも、うんざりするほどに手間がかかります。
※収支がなかったとしても、提出しなければなりません。
調査対象の特定に加えて、収支報告の内容を見るにしても、膨大な量のPDFファイルを、ひとつひとつ開いて見ていかなければなりません。手書きや紙で印刷したものをスキャンしたものも多く、必要な情報を抽出していくだけでも、辟易する作業です。
習志野市長・市議会議員選挙費用収支報告においては、要旨のみの公表となっており、報告書は、市の選挙管理委員会に出向いて閲覧しなければなりません。
文書を手に入れるには、情報公開条例に基づく情報公開請求をしなければならず、白黒印刷にしても1枚10円の費用のほか、時間もかかります。
令和5年は、習志野市長・市議会選挙が行われた年なので、政治資金収支報告のほか、選挙費用収支報告も確認する必要があり、不明点や不整合が見つかれば、確認のために何度も足を運ばなければなりませんでした。
さっさとインターネット公表するようにしていただきたいものです。
そんな中で、収支報告書が提出されているか、支出をした側と受け取った側の記載が一致しているかという様な、基礎的で外形的なチェックを行うだけでも、気が遠くなる様な作業が必要でした。
現在公表されている政治資金収支報告や、閲覧できる選挙費用収支報告は、情報を収集・整理するのに、非常に手間がかかる上、そもそも、その情報が正しく記載されているとは限らない。
これが、現在、国民に提供されている政治資金・選挙費用収支報告の情報の実態で、政治資金や選挙費用の収支について、中身云々以前の段階でいくつもの不毛なハードルがあり、国民が容易に政治や選挙の資金の中身を把握できるようにはなっていません。
さて、そんな苦労をしながら収集・整理した習志野市議会議員に関連する収支報告に関し、現在、複数の議員について、疑義が生じています。
対象の議員については、個別に質問していますので、事案と回答については、あらためてブログ上で公表する予定です。




